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にぎやかな食卓に入れてと吠える犬衝立たてれば声を呑む こえ
硝子戸の向こうの母はうなずいてホームの奥へ歩行器おしゆく
母上の骨折七度、厳しいリハビリにも耐えて再起されるのは稀有のことである。それを受けて立つ著者の根性にも感嘆するが、まさに「呑んだこえ」が人生の底流になって、一見何でもない歌になっている。一冊を読みつつ読み流せない何か、それは呑みこまれた「こえ」によってすくわれたものと思われる。・・・神谷佳子「序」より
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