本書は、管理栄養士・栄養士をめざす学生の皆さんが実際の栄養教育・栄養指導場面等をイメージして、指導の在り方・進め方に関する理解を深め、指導技術の修得を図ることを目的として制作し、2017年に初版を出版した。個人指導(7テーマ)、集団指導(10テーマ)に分け、テーマごとに指導案の事例を示し、さらに行動変容技法やカウンセリング技法の活用例、指導効果を高めるための教材例等を掲載したことにより、学生・教員双方にとってわかりやすく、実践に役立つ教科書としている。
初版から5年が経過し、この間、本書で出典として活用している栄養ケアプロセス、日本人の食事摂取基準、日本食品標準成分表、ならびに各種疾病の診療ガイドライン等が改訂されている。
そこで今回、それらの改訂をふまえつつ、より一層の内容の充実を図るために、指導案の内容や教材・資料等について全体的な見直し・修正を行った。特に、集団栄養指導編の第3章、第5章、第10章については、指導の流れや要点がよりわかりやすいように指導案の内容を改訂し、それに伴い、教材・資料の入れ替えも行っている。
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