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コンラッドの『闇の奥』の登場人物クルツの「すべての野蛮人たちを絶滅せよ」ということばに取り憑かれた著者は、18世紀後半以降のヨーロッパの探検家、宣教師、政治家、歴史家たちがアフリカに残した負の遺産をたどる旅に出る。そして、アフリカの光景が幼い頃見た強制収容所の写真のイメージと重なり合っていき、植民地での残虐な行為がホロコーストにつながっていったことを独特のスタイルで明らかにしていく。スウェーデンの国民的作家の代表作、待望の邦訳。
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