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〈リベラルアーツ〉とは何でしょうか? 工学を学ぶ皆さんにとって,それを学ぶ意味は何でしょうか?
今日,STEAM教育に代表されるように,理系・文系の縦割り教育からの転換が進められています。本書は,技術者を目指す皆さんに,工学や技術の意味や可能性を客観的に見る方法を提供する〈リベラルアーツ〉のテキストです。
工学上の営みが他分野からどのように見え,どう評価され,何が求められているのか。最先端技術に象徴されるように,技術者が担う高度な技術と開発スピードにどう適応するのか。さらに科学と技術の進化が市民生活や社会に甚大な影響を与える中,新たな教養が問われています。
第Ⅰ部は〈リベラルアーツ〉の歴史編です。古代ギリシアの自由学芸(三学四科:文法・修辞学・論理学/算数・幾何・音楽・天文)に始まり,ヨーロッパの知性を支え,わが国では「教養」として展開した〈リベラルアーツ〉の歴史を学びます。
第Ⅱ部は〈リベラルアーツ〉の現代編です。心理学,歴史学,人類学,教育学,経済学それぞれの知見に基づく視点や方法論を紹介して,各分野から見た〈リベラルアーツ〉の意味とともに,工学や技術との対話について考えます。
科学技術の凄まじい進展と競争のただ中で,人間形成の要としてのリベラルアーツ教育の重要性を考察する本書は,学生のみならず幅広い読者にとって画期的なテキストです。
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