季刊文科 第91号

特集:大人のための童話

季刊文科

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出版社
鳥影社
著者名
勝又浩 , 伊藤氏貴 , 佐藤洋二郎 , 中沢けい , 富岡幸一郎
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2023年2月
判型
A5
ISBN
9784867820063

今号は「大人のための童話」を特集。吉村萬壱、小池昌代による書き下ろしを収録するほか、編集委員が厳選した名作を再録する。



特集・大人のための童話

名作再見(8作品)

夏目漱石「一夜」

中島敦「狐憑」

円地文子「花食い姥」

和田芳恵「雪女」

藤枝静男「龍の昇天と河童の墜落」

大庭みな子「どんぐり」

富岡多惠子「幼友達」

川上弘美「神様」



書き下ろし(2作品)

吉村萬壱「それらは「ジメェー」という。」

小池昌代「羽衣」



文科(エッセイ)

柴田翔「遠い日々 柏原兵三の面影、折々」

西村幸祐「見えない検閲」

中尾務「小沢信男のガールフレンド」

浅野洋「〈目線〉が違えば町の〈景色〉も……」



創作(小説)

藤沢周「鎌倉幽世八景〈6〉 太刀洗」

大鐘稔彦「医学と文学の間〈10〉-一アウトサイダーの生涯―」

松本徹「乱雲の月―後光厳天皇の時代 続・南北朝は成立しなかつた」



石井利秋「犬を飼うことになった」

久保田光雄「サインポール」

竹野滴「?【ニンベン】 」

逆井三三「夢もなく希望もなく」

森田晏史「マリーのウィッグ」



新連載

麻田実「明日行灯〈1〉 演劇はいま……」



同人雑誌季評

河中郁男「無と虚をめぐる随想」

谷村順一「そこそこの生きかた」



連載

清水節治「名作の舞台─記録と記憶⑦齋藤茂吉『赤光』・⑧北杜夫『茂吉晩年』 」

鈴木ふさ子「海の詩学─三島由紀夫 8 十四歳の海 ─詩「訃音」・「凶ごと」の周辺─」

深澤晴美「学界への窓18 川端康成没後五〇年/沖縄日本復帰五〇年―米国統治下時代における川端康成の沖縄行」

芹沢俊介「「ことば」と「からだ」 31 離れる〈4〉」

中沢けい「中上健次と韓国 3 新宮への道 『紀州 木の国・根の国物語』を読む②」

伊藤氏貴「文藝季評 41 変化する関係」

佐藤洋二郎「「私小説」を歩く 第二十六回 安岡章太郎 やっぱり私小説しかないよな。」

松本徹「大倉山から 14 「物語」の冒険-『禁色』」

勝又浩「道元─「正法眼蔵」の宇宙

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