生きるとは もう一人の自分探し

銀鈴叢書

生きるとは もう一人の自分探し

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出版社
銀の鈴社
著者名
後藤一敏
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2023年1月
判型
四六判
ISBN
9784866181394

生きるとは、今ここにある「いのち」の現われです。
「いのち」は宇宙の長い歴史の中で育まれ、この身と心は自然と一体です。
日々の生活では「個人の私」として活動し、より良い生活を求め、有形、無形の財産を蓄積し、社会活動をしています。
その成果を、私の物として執着し、固執します。
その中で、苦しみ、怒り、悲しみ、喜び、怨みなど様々な感情が生みだされます。
最も強い執着は老いたくない、病気になりたくない、死にたくないとの思いです。
自分の強い自我意識に執着している限り、心の安らぎはありません。
どのようにしたら心に安らぎが得られるのかを探求しました。
・・・<もう一人の自分探しの経緯>

・あらゆるものは、留まることなく変化し、流動する過程(プロセス)なのです。
それを仏教では無常の姿であると言っています。
変化するからこそ新たな自分が生れます。
変わらない「私」という実体があるように思うのは「幻想」です。
真実の姿に気づくことで、怒り、苦しみ、妬み、貪りなどの感情が薄らぎ、心は安らかになります。
・「私」という閉じられた意識の中の人生が、身体と心は宇宙が生みだし、生かされていると気づくことで、「私」は解放され、新たな人生が始まります。
・・・<本書まとめより抜粋>


<新刊モニター>
私たち人間は、宇宙の中で奇跡的な星である地球に生かされている。
生きるとは何か―その問いに作者は、仏教の思想を持って答えようとし、科学的見識を深めている。本書の中で、仏陀の思想、キリスト教や日本の神道の思想に触れ、それらの思想を体現化した元スリランカ大統領のジャヤワルダナ大統領の演説や中村元先生の著書、金子みすゞの詩や中村哲氏のアフガニスタンでの人道支援のあり方を通して、生きていく上で、「慈悲のこころ」の大切さを知らされた。
138億年の地球の歴史を、また、日本人の先祖を辿り、コロナウィルスのパンデミック、そして、ウクライナ侵攻に至るまで、過去から未来へと続くいのちの物語をどう生きるのか。本書は問題提起し、今こそ再考の時であることを力説している。生きとし生けるものの幸せを願う心に満ちた一冊である。(夏野いづみ)

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