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開国から日露戦争までの歴史を、20テーマの講義形式で、多彩な図版とともに読み解く。世界は日本をどうみたのか、世界のなかで日本はどう近代化・国際化したのか、日本と世界、双方向からの視点で学ぶ。「歴史総合」の学習にも最適。
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〈目次〉
Ⅰ 世界がみた日本
第1章 世界への登場
第1講 豊かなアジアと求めるヨーロッパ--紅茶とアヘン
第2講 日本を開国せよ――アメリカの対日開国戦略
第3講 不平等条約とはなにか――「柔軟」な関係
第4講 文明の交点--開港場横浜の光と陰
第2章 日本の発見
第5講 オールコックが魅せられた日本――高度の物質文明
第6講 80日間世界一周の時代--交通革命のなかの東アジア
第7講 地上で最も美しい国――西洋は日本に何をみたか
第8講 万国博覧会とジャポニスム――芸術の日本
Ⅱ 日本の国際戦略と世界
第3章 日本外交の転換
第9講 岩倉使節団と日本外交の転換――「万国対峙」の時代
第10講 「見果てぬ夢」――大久保利通と殖産興業
第11講 アジアの国際秩序と琉球問題 ――日・清のはざまで
第12講 朝鮮開国をめぐる国際関係――華夷秩序の最終段階
第4章 文明国の条件
第13講 領事裁判権の壁――困難な条約改正
第14講 独自の立憲制をめざして――憲法制定と伊藤博文
第15講 帝都の成立――憲法発布と国民統合
第16講 洋装する皇后――欧化と王権
第5章 新たな世紀へ
第17講 条約改正の実現――辿りついた「文明国」
第18講 日清戦争と三国干渉――連動する欧亜
第19講 中国分割から日英同盟へ――「栄光ある孤立」の終焉
第20講 日露戦後の世界――列強への道
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