出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
本書は、自然と精神/文化、個人と社会とを媒介関係において捉えるヘーゲル流の重層的な人格概念に依拠して、ドイツの伝統的哲学と英米の分析哲学(なかでも生命医療倫理学)の架橋を試みるミヒャエル・クヴァンテの自選論文集である。〈世界の内なる人間のあり方:プラグマティスティックな観点から〉、〈人格の生の諸次元〉、〈学際的および異分野横断的コミットメントとしての哲学〉を主要テーマとし、近年クヴァンテが提唱する「プラグマティスティックな人間学」、人格の同一性および自律問題、医療倫理学的領域における他の学問分野との学際的・異分野横断的協働性、学問の枠を越えた社会の他の領域との協働性について有機的に論究する。日本においても喫緊の課題である大学の社会貢献についての格好の参考書にもなっている。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。