日本の作曲2010ー2019

日本の作曲2010ー2019

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出版社
サントリー芸術財団
著者名
片山杜秀 , 白石美雪 , 長木誠司
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2022年3月
判型
B5
ISBN
9784865592412

「3.11」「偽ベートーヴェン騒動」「コロナ前夜」……

音楽界を襲った内憂外患を作曲家たちはどう受けとめたのか──

2010年代に作曲・発表された作品を4人の評論家が語り合う。



片山杜秀、白石美雪、長木誠司、野々村禎彦の4人が、2010年から2019年までに作曲あるいは発表された作品のなかから、88人の作曲家による160作品を座談会形式で論評。



2011年、日本を襲った大地震による津波災害と原発事故。

2014年、大ヒットした現代作品の作曲者をめぐる騒動。

2020年から始まるコロナ禍前夜の音楽界の状況……

作曲家たちはみずからを取り巻く世界にいかに反応し、どのように創作に反映させているのか。

現代音楽はアクチュアリティを取り戻せるのか。



『日本の作曲1969-1989』『日本の作曲1990-1999』(いずれもサントリー音楽財団発行)、『日本の作曲2000-2009』(サントリー芸術財団発行/アルテスパブリッシング発売)に続き、2010年代の日本の作曲界を回顧し俯瞰する。



巻末には、各作品の作曲年・楽器編成・演奏時間・楽譜出版・CD・初演(年月日、場所/演奏者)・委嘱者/受賞などのデータを掲載。また、作品データと論評のダイジェストを英文でも掲載した。



サントリー芸術財団創設50周年記念出版。

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