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日本におけるイスラームのイメージは,かつては千夜一夜物語を連想させる異国情緒あふれる宗教であったが,現代においては原理主義、過激派、テロといったことばと結びつく暗いイスラーム像であろう.それとともに、イスラームは人間から自由を奪う宗教であるかのように語られてきた.
しかし、今日まで1400年もの長きにわたりイスラームは生きた宗教であり続け、世界の人口の4〓5人に1人がイスラーム教徒だと言われている.
その影響力は、中東諸国のみならず、アフリカ、中央アジア、南アジアなど世界中に広がり、近年は,欧米諸国や日本におけるイスラーム教徒の増加も注目されるようになった.
それゆえに、イスラームの教えに従って生きる人々の生み出すものは,時代や地域によって,驚くほどに多様である。
本事典はさまざまな地域、学問分野のイスラーム研究者が、もはや遠い異国のものではないイスラームの文化の姿をダイナミックに伝えている。
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