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浅見家恒例の新春カルタ会に「カルタの女王」朝倉理絵が参加、光彦と決勝で対決した。
宮城県多賀城市出身の彼女は、三年前、歌枕「末の松山」の地として名高い宮城県・宝国寺の松の下で父親を殺されたと、光彦に打ち明ける。
しかし物的証拠も乏しく、事件は迷宮入り目前。
話を聞いた光彦は、短歌や俳句が趣味だったという理絵の父が手帳に遺した言葉「白浪、松山を越ゆ」を手掛かりに真相を探る旅に赴くが、現地では新たな謎が待ち受けていた――。
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