夏の夜の神獣列車
北京の広大な城、紫禁城を舞台にくりひろげられる、伝説の神獣たちと小学4年生の女の子、小雨(シャオユウ)の物語。
紫禁城できれいな石のイヤリングをひろってから、神獣や動物たちの声がきこえるようになった小雨。ある日、なかよしの野良猫・梨花(リーファー)から、「龍がむすめの結婚相手をさがしている」といううわさを耳にします。かくれて見ていると、その相手候補として龍の元へ乗りこんできたのは、永楽(ヨンル)という祈祷師の少年でした。自分のほかに神獣たちと話せる人間がいることにおどろいて、あとをつけると……。
神さまたちの宴会に潜入したり、神獣だけが乗れる汽車に遭遇したり、夜の紫禁城はわくわくすることだらけ。中国発のエンタメファンタジーシリーズ、第2弾!
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