1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル。
「伝説」が「歴史」へと変容するとき、そこにはいつも彼女がいた──
演奏家が音楽史の形成に積極的役割を演ずる姿を描きだす!
フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルはいつから「近代フランス音楽の三大巨匠」とよばれるようになったのか──。
彼らの名声の背景にはひとりの女性ピアニストがいた。マルグリット・ロン(1874?1966)である。
ロン?ティボー国際コンクールの創設者のひとりとしても名を残すロンは、三大巨匠の伝承の語り部を任じ、「作曲家への忠実」をモットーに、著書・講演・演奏活動をとおして、彼らの音楽が「フランス音楽の正典(カノン)」としての地位を確立することに貢献した。
演奏家が音楽史の形成に果たす積極的役割をあざやかに剔出した画期的研究!
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。