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尾張名古屋は畿内と近く、古代より都と東国、鎌倉、江戸をつなぐ街道の要所であり、街道の発展とともに
社寺、城郭、町の歴史が形成されてきました。本書では、鎌倉街道、名古屋城下町、城下町から東西南北に延びる脇街道を探訪し、尾張国の地政・歴史を概観します。
また、尾張名古屋の近世史はあまり語られませんが、幕末史に尾張藩はどう関わっていたのでしょうか。
知られざる幕末史の中心人物、14代藩主徳川慶勝と彼の三人の弟、高須四兄弟の足跡から、幕末史における尾張藩の関わりを考察します。
先史時代から幕末まで、尾張名古屋の歴史をより深く知るための一冊です。
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