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小論文試験で何を書けばいいかわからない。自分の小論文答案の書き方が正しいのかわからない。どうすればよい評価をもらえる答案になるのかわからない。試験ごとの過去の出題を知って対策したい。
この本は、上のような状況にある読者におすすめする、公務員試験の小論文対策本です。
この本の序盤では、「小論文」答案の基本的な書き方を紹介しています。構成の仕方や文体、原稿用紙の使い方まで丁寧に解説します。
次に、この本のメインコンテンツである、テーマごとの対策部分に移ります。ここでは、小論文試験で問われる主要なテーマについて、登場人物たちの会話を聴きながら基本的な知識を得られたり、答案構成を学んだりすることができます。各テーマの最後には模範答案が掲載されていますが、模範答案の文章の運び方、フレーズの使い方などは自分の答案を作るときにも大いに参考になるでしょう。ところどころ、著者の山下先生が受験指導で目にした「いま一歩の答案」も紹介し、どうすればよくなるかもアドバイスしています。
本書のコンセプトは「テクニックに終始せず、幅広い課題について問題意識をもって考え、それを答案に落とし込む力を養う」ことにあります。受験生の意表を突くような設問が増えてきている中、付け焼刃の対策にとどまらず、自分の頭で考え、自分なりの答えを見つけられることが求められる、小論文試験対策への処方箋となります。
本文内容:
●小論文の書き方
小論文に苦手意識のある受験生のために、答案の作り方について丁寧に説明しています。
●試験種別の頻出25テーマ
受験生視点の会話形式で読み進めやすくまとめているので、どのように自分の考えを深めていけばいいのか、しっかりとつかむことができます。各テーマについて、ブレスト→答案構成の検討→答案例→講評という構成をとっており、実際の課題に取り組む流れとシンクロさせています。
●本試験のリアルタイム実況中継
実際の公務員試験で出題された小論文試験の出題テーマを取り上げ、試験の時間進行に合わせて受験者が問題に取り組む様子を再現する記事を掲載しています。本番での時間の使い方、考えの進め方をシミュレーションすることができます。
●本試験の出題データをダウンロード可能
「読者限定のダウンロードサービス」をご利用いただくことで、過去に行われた試験の出題テーマについての膨大な資料を見ることができます。官公庁・自治体別にまとめているので、自分の受験先の出題傾向を確かめることができます。
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