“不安全感”のなかの中国――状況へ適応する国家から、状況をつくり出す国家へと転換するこの大国は、どこに向かおうとしているのか。本書は、その理解のために必要な、以下の3つの問いを立てた。
第1は「中国政治」をめぐる問い。中国共産党による一党支配は、なぜ持続してきたのか。
第2は「中国経済」をめぐる問い。共産党による一党体制の下で中国は、なぜ経済成長を持続してきたのか。
第3 は「国際政治」をめぐる問い。中国は、どのような国際秩序を必要としているのか。そのために、どのように「力」を使おうとしているのか。
以上を全13章にわたって、12人の研究者が多角的に問いかける。
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