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高校の教科である「世界史」は、日本独自の試みとして世界でも類を見ない学科である。
しかしながら日本の「世界史」は、依然として西洋と中国を中心とした大国、強者中心の歴史が主流であり、未だあるべき「世界史」とはなっていない。
その根底には、ヨーロッパ文化が現代文化の中心であるという認識が存在している。
本書では、そうした従来の西洋中心・北中心の歴史認識から脱却し、複眼的な世界史理解に至るための一助として、従来の世界史から取り残された南の地域、アフリカ、東南アジア、オセアニア、ラテンアメリカの四地域の歴史を取り上げていく。
人類の歴史としての真の「世界史」観を育むうえで格好の一書となっている。
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