往方の王、永遠の王 アーサー・ペンドラゴンとは何者だったのか
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はたして、このアーサー王とは何者だったのか?
これまで日本語で紹介されてこなかった作品を中心に、ホラーや幻想文学を軸として、アーサー王伝説を様々な角度から捉え直す。
トマス・マロリー、マイクル・ムアコック、チャールズ・デ・リント、マイクル・スワンウィックほか、翻訳・エッセイなど満載。
特別増ページ!
無名の青年が石にささった魔剣エクスカリバーを抜いて王となる――
アーサー王と円卓の騎士たちの伝説をご存知だろうか?
王妃グィネヴィアと騎士ランスロットらが織りなすロマンスであり、
魔術師マーリンや妖姫モルガン・ル・フェイらの魔術煌めくファンタジーであり、
詩人タリエシンらが古の息吹を伝えるケルトの伝承の語り直しであり、
政治の腐敗とは異なる高潔な倫理を示す騎士道の物語であり、
何処かに眠る聖杯をめぐる終わりなき探究の軌跡でもある。
最後の戦いで王は傷つき、遠きアヴァロンへ休息にむかったが、
人々はいつか、理想の王が傷を癒し戻ってくるものと信じる。
――はたして、このアーサー王とは何者だったのか?
伝承は各地で新たな変容を遂げて、現代でもなお、
創作と研究のそれぞれにおいて継承の試みがなされている。
今の日本においても、映画『グリーン・ナイト』、
フレンチロックミュージカル『キング・アーサー』、
RPG『ペンドラゴン』最新版など話題は尽きない。
そんな今だからこそ、これまで日本語で紹介されてこなかった作品を中心に、
ホラーや幻想文学を軸として、アーサー王伝説を様々な角度から捉え直す――
これが本書の挑戦である。
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