古代・中世インドの社会と思想
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並行/交差する二つの基軸
“インド世界の構造”を探る
「社会と文化」「王権と宗教」「知識と学問」をテーマに15篇の論考によって示されるインド学の最前線。
【目次】
はじめに
本書の構成
第Ⅰ部 社会と文化
第一章 古代南インドのバラモン[高橋孝信]
第二章 『リグヴェーダ』における河川観[山田智輝]
第三章 願望祭とヴェーダ期における社会秩序の維持[天野恭子]
第四章 アーリヤ人の父系社会における身分制度形成―ヴェーダ文献に見えるその一側面[西村直子]
第Ⅱ部 王権と宗教
第一章 王座とブラフマン神―『カウシータキ・ウパニシャッド』第一章をめぐって[藤井正人]
第二章 古代インドの〈法〉の世界[沼田一郎]
第三章 「転輪王」観念の展開―ヴェーダ、仏典、叙事詩の比較[手嶋英貴]
第四章 仏教と女神信仰の共存―タパ・サルダール仏教遺跡とハルシャの宗教政策[横地優子]
第五章 ジャイナ教のクシャトリヤ観[河﨑 豊]
第Ⅲ部 知識と学問
第一章 ヴェーダ祭式を裏付ける「知識」―ブラフマニズムにおける哲学的傾向の源流[天野恭子]
第二章 ウパニシャッドの誕生―『ジャイミニーヤ・ウパニシャッド・ブラーフマナ』[藤井正人]
第三章 ヴェーダ祭式とパーニニ文法学[尾園絢一]
第四章 正しい言葉遣いがもたらす功徳と繁栄―祭式世界と日常世界における知行[川村悠人]
第五章 古代インドにおける語源学について[川村悠人・堂山英次郎]
第六章 バラモンの学問分類―十四または十八の「知の居所」(vidy?sth?na)[吉水清孝]
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