「おのずから」と「みずから」

ちくま学芸文庫

「おのずから」と「みずから」

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出版社
筑摩書房
著者名
竹内整一
価格
1,430円(本体1,300円+税)
発行年月
2023年1月
判型
文庫
ISBN
9784480511553

「自(ずか)ら」という語があらわす日本人の基本発想とはどのようなものか。日本人の自己認識、超越や倫理との関わり、死生観を問うた著者代表作。
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日本語において「おのずから」と「みずから」は、ともに「自(ずか)ら」とあらわす。成ることと為すこと、物と自己、自然と自由を意味するが、が截然と分けられず、両者には交差・共和・相克する「あわい」がある。そこに見られる日本人の基本的発想とは何であり、それはまたどのような思想文化を育んできたのか。本書は、思想・宗教・文学・芸能の諸領域を広く深く行き交いながら、日本人の自然と自己との相関的認識、超越と倫理との関わり、そして無常観と死生観を根源から問いなおす。倫理学者・日本思想史家である著者の代表作。 
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日本人の発想のかたち
自然と自己の「あわい」を生き抜いた人々は何を体現していたか――。
日本思想文化論の傑作
 
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