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三河以来の直参旗本の大久保家。徳川家康・秀忠・家光と三代の将軍に仕え、天下の御意見番として有名な彦左衛門と同族で、当代の彦右衛門は神田駿河台に屋敷を拝領して、御書院番頭を勤めている。十二人の子沢山ゆえ、禄高千石といえど、暮らしぶりは質素。清貧を心がける家訓ゆえ、なんとかやっていけている。ある日、近くに住む佐伯主水亮に公金横領の疑いがあると、老中の阿部正弘から調べを仰せつかる。調べが難航するなか、四女の水奈が、主水亮の嫡男の虎之助と夫婦になりたいと言い出して……。
幕末の天災飢饉や諸外国の来訪で混乱した世の中を、逞しく生きていく大家族を描く、書下し痛快時代小説。新シリーズ開幕!
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