小児看護はすべての子どもと、その子どもを支える家族を対象とします。そこでの看護師の役割は、子どもがより健康に成長・発達していけるよう、子どもと家族の力を引き出し支援していくことにあります。本書は子どもを尊重し子どもと家族の力を引き出しながら看護技術が適用できるようになるための学習書として、看護学生向けに解説しています。
《第3版の特長》
看護技術の動画を視聴できる教材へ。小児看護ならではの専門性が求められる看護技術について、二次元コードから動画を視聴しながら学べるようにしました。
子どもの成長と発達からみたコミュニケーション、遊び、医療安全、病児とその家族への支援などの基本的な看護技術、小児の状態把握のための看護技術、日常生活援助技術、検査・処置・治療に伴う看護技術などを豊富なカラー写真、イラストから視覚的に学習できます。
第Ⅰ章 小児看護の実践に向けて
小児看護の目的と小児看護技術/小児看護の看護過程とアセスメント
第Ⅱ章 小児看護技術の基本
コミュニケーション技術/遊びの援助技術/小児のプレパレーション/医療安全・事故防止/病児を抱える家族に対する援助
第Ⅲ章 小児の状態把握のための看護技術
観察/身体各部の測定/バイタルサインの見方
第Ⅳ章 日常生活援助にかかわる看護技術
清潔/栄養摂取/排泄/移動(動く)/睡眠/感染予防/衣生活/環境の調整
第Ⅴ章 検査・処置・治療に伴う看護技術
検体採取/導尿/浣腸/穿刺(骨髄穿刺,腰椎穿刺)/安全・安静確保の技術(運動抑制・固定の技術)/与薬/輸液/輸血/経管栄養/吸入/吸引/酸素療法/人工呼吸療法/罨法/ギプス/牽引/ストーマケア/救急蘇生法/モニタリング/特殊な保育環境(保育器)
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