誰もが「このままじゃまずい」と思っているのに、なかなか変われない老舗大企業。
ワンマン社長の暴走で危機に陥りつつある地方の製造業。
2つの企業を舞台に展開される「リアルすぎる企業変革ストーリー」。
「このままではじり貧。しかし、なかなか変わることができない……」多くの企業がこうした問題を抱えているだろう。本書はそんな企業を劇的に変革するための「コーポレートトランスフォーメーション(CX)」の手法を説くビジネス小説である。
主人公は「ゆでガエル大企業」の部長。そして、地方ワンマン企業の財務マン。たった一人の社員がどのように会社の問題を見つけ出し、トップを動かし、抵抗勢力との戦いを制し、社内を巻き込んで改革を実現するのかを、極めてリアルに描いていく。多くの企業の経営改革に携わってきた著者だけに、極めてリアルな「あるある」が満載だ。
「会社を変えたい」と思うすべてのビジネスパーソンに贈る、読めば必ず希望が湧きあがる一冊。
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