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◆俳句日記シリーズ
3月11日(日)晴
春の星拳ふたつをひらきえず
人間は心細くささやかな存在にすぎない。それを忘れてはならない。
◆あとがきより
平成二十三年は東日本大震災が起こった年である。コロナ禍が終息していない現在も辛いが、この年には福島第一原子力発電所の事故も発生して、都内で生活していたぼくにとっても、たいへん心細かった。「瓦礫抄」なる題名は、震災の瓦礫による。震災後の心細さを忘れてはならじと、題とした。
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