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現代に生きる我々は、パワーエレクトロニクスを応用する様々な製品を使用して日々の生活を営んでいます。パワーエレクトロニクスは最早、情報通信技術などと同じように人類にとって欠くべからざる技術の一角としての地位を占めるに至ったと言えるでしょう。
一方、パワーエレクトロニクス機器は、エネルギーを伝送する電力そのものを高速に入り切り( スイッチング) することが多いので、ノイズを発生し易い。
そればかりではなく、装置の頭脳となる制御回路は低い電圧の高周波信号を扱うため、ノイズの影響を受け易い事情もあります。
エミッションの面でもイミュニティの面でもパワーエレクトロニクスは、いつでもノイズと隣り合わせと言うことができます。このようなことから、信頼性の高いパワーエレクトロニクス装置を設計、製作するためには、ノイズに対する知識及び洞察力が不可欠です。
本書は、ノイズ問題を生じないパワーエレクトロニクス装置の開発、製品化を念頭におき、パワーエレクトロニクスと関連が深いノイズの要素技術を個別に取り上げて、それらの勘所を判り易く解説するものです。本書を通じてノイズをコントロールする技術力を磨いてもらえればと考えています。
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