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俳句をつくって未来を拓く
感性を磨いて
ひらめき力をあげよう
ひらめきは世界を変える
ひらめきの水の粒は
集まって池となり
やがて
広々とした「想像の泉」に
著者のことば
新時代をつくるのは子ども達だ。この先、どんな時代を築くのか。必要なのは、時代を予測する力、困難な時代を生き抜く力である。その鍵を握るのは、「ひらめき」であろう。現段階において、人口知能にひらめきの機能を持たせるのは難しいらしい。「ひらめき」は人間だけが持つ「宝」であるということだ。あらきっ子は感性を磨いてひらめき力をあげてきた。俳句を書いて感性を磨いてきた。ひらめき力の水の粒は、今や、大きな池となりあらきっ子に蓄えられている。やがて、広々とした「想像の泉」となる日も近いであろう。
すいせん文
著者は、校長として、俳句を柱に子ども達の感性を磨くという学校経営をスタートさせ積み重ねたのです。
校長便りや学校便り、学校行事での校長講話等々、紡ぎ積み重ねられた魔法の言葉は、子ども達はもとより、職員、保護者、地域の方々の心に、魂となり届きました。
職員や保護者、地域の方々の俳句を柱とする教育実践への理解と協力・応援が、子ども達の感性を磨く礎となったのだと思います。子ども達は、俳句を通して身の回りの自然や社会の変化、出来事を見つめ感性を磨き、高めました。人間にとって大切な、感じ・考え・表現するという基礎を学び、柔らかで美しい心を手にしたのです。
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