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超高齢社会の到来,医師の働き方改革などの影響を受け,継続的な患者フォローや薬効の評価など,チーム医療における薬剤師の役割は転換期を迎えている.この新たな役割を果たすためには,バイタルサインを測定し,患者状態をアセスメントする能力が欠かせない.
では,薬局薬剤師が患者のバイタルサインを測るとき,一体どこをみて,何を考えればいいのだろうか.
本書は,薬局薬剤師のあり方に一石を投じた『薬剤師のためのバイタルサイン』(2010年)の改訂新版として登場.
これからバイタルサインにふれる読者に向け,測定手技から薬学的視点でのアセスメントを解説し,令和の時代に求められる新たな薬剤師の姿を伝える一冊.
◆目次◆
第1章 薬剤師を取り巻く環境
1.「調剤薬局」を考える
2.社会資源としての薬局・薬剤師を見直す
3.医薬品医療機器等法の改正が示すもの
第2章 薬剤師とバイタルサイン
1.AKYでしか話せなかったバイタルサイン
2.薬局・薬剤師を取り巻く環境の変化
3.バイタルサインが変える薬局・薬剤師のあり方
第3章 バイタルサインを活用するためにはじめるべきこと
1.取り組むきっかけは?
2.器具を準備しよう!
3.知識・技能の習得には?
4.環境を整備しよう!
第4章 バイタルサインの測定・記録・アセスメント
1.血圧
2.呼吸
3.脈拍(心拍)
4.体温
5.意識
6.尿量
第5章 バイタルサインの変化からみる薬の副作用
1.循環器系薬の副作用
2.呼吸器系薬の副作用
3.消化器系薬の副作用
4.薬剤性肝障害
5.筋・神経系薬の副作用
6.アナフィラキシーショック
第6章 バイタルサインが拓く薬局・薬剤師の新たな展望
1.医療現場で進むタスク・シフティング,タスク・シェアリング
2.薬剤師とのタスク・シフティング/シェアリングが進まない理由
3.医師と薬剤師の関係を変えるためのポイント
4.バイタルサインを活用し在宅医療で活動し始めたときに訪れる3つの段階
5.薬剤師の「時間・気力・体力」を温存させるシステム作り
6.診療報酬・調剤報酬の変化への対応を急げ
7.薬剤師が対人業務に取り組むメリット
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