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近代日本の性風俗産業は、時代の潮流と共に多様に変化し新しいものが次々と生み出されていった。特に一九二〇年代以降、大衆化する社会のなかで、公娼制度のもとにあった遊廓などの娼妓から私娼である酌婦やカフェーの女給などへと、その産業の担い手たちは大きく変化していく。本書は、戦前の風俗や売買春に関する意識を問いつつ、公娼制度や廃娼運動中心の研究を超えてその構造を明らかにしていき、さらに男性側の心理も考察。それらから現代社会における売買春や性風俗をめぐる「常識」や前提を問い直し、再考していく。
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