1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
日本が誇る作曲家をわかりやすく紹介するシリーズが文庫化!
大衆向けの音楽運動を促進し、著作権の整備に尽力
愛する音楽のために一生をかけた戦いに挑む
芥川龍之介の三男として生まれ、交響曲や『八つ墓村』『赤穂浪士のテーマ』といった映画音楽、CMソングなどを手がけた作曲家であり、指揮者の芥川也寸志。
その活動は作曲にとどまらず、テレビやラジオ出演から著作権の普及まで多岐に渡る。
愛する音楽のために一生をかける戦いに挑んだその人生をに迫る。
※ 本書は小社刊『日本の音楽家を知るシリーズ 芥川也寸志』(2018年)(GTB01094818)を一部加筆修正し文庫化したものです。
■著者について
清道 洋一(きよみち・よういち)
長野県篠ノ井市(現・長野市篠ノ井)出身。土肥泰、三善晃、真鍋理一郎、今井重幸の各氏に指導を受ける。作編曲、舞台演出のほか、先人の作品の舞台初演や蘇演のための楽譜作成などに積極的にかかわる。2015年の芥川也寸志生誕90年メモリアルコンサートでは、編曲・構成者のひとりとしてコンサートを成功へ導いた。日本作曲家協議会会員。「東京博物研究所」代表。第11回弘前桜の園作曲コンクール第1位(下山一二三審査)他、多くのコンクールで評価されている。
德永 洋明(とくなが・ひろあき)
1973年生まれ。小学1年生で「音楽の広場」に出会い、芥川也寸志を心の師と仰ぎ作曲家を志す。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。1996年、也寸志が保存に奔走した奏楽堂における第七回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第2位を受賞。2003年、イタリア・ボローニャでの「2agosto」国際作曲コンクール第3位受賞。2013年文化庁芸術祭大賞受賞作品ラジオドラマ「2233歳」の音楽を担当。作品はオーケストラ曲から吹奏楽曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲、ミュージカルなど多岐に渡り再演も数多い。2015年には総譜が行方不明である『八つ墓村』の演奏会用組曲を復元、編曲した。作曲活動と並行してアンサンブルピアニスト、指揮者としても数多くの舞台や録音に参加、優れた音楽性は高い評価を得ている。
西 耕一(にし・こういち)
日本の作曲家を専門に企画・プロデュース・執筆を行う。これまでに放送局、大学、研究機関の依頼による企画協力や、プロオーケストラのプログラム解説執筆で評価される。近年の主な仕事として、日本の管弦楽曲100周年、伊福部昭百年紀シリーズ、芥川也寸志生誕90年、渡辺宙明卆寿記念、佐藤勝音楽祭、菊池俊輔音楽祭、渡辺岳夫音楽祭、黛敏郎メモリアルなどをプロデュース。代表的執筆はCD『松村禎三作品集』(NAXOS)解説など。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。