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2018年から2021年にわたる月刊誌「短歌研究」に連載した「光をうたった歌人──新・明石海人論」に1章を加えて単行本化。ハンセン病とたたかい、1939年に37歳で世を去った明石海人が生前残した唯一の歌集『白描』は当時、異例のベストセラーになった。現代でも、2012年に岩波文庫に入ったり、2016年の池澤夏樹個人編集『日本文学全集』(短歌=穂村弘選)に収録されるなど多く読まれ続けている。その『白描』の魅力と背景を問い直す好著。
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