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◆第二句集
遠汽笛羽のかろさの春帽子
常に前を向いて天与の命を大切に生きていこうとする気持ちが、この句集
をこのように清々しいものにしているようだ。
(序・村上喜代子)
◆自選十二句
水温む水の流るるやうに生き
遠汽笛羽のかろさの春帽子
生き死にに日差し等しき春朝
逃げ水を追うてどこへも行きつけぬ
樹の齢磐の齢や滴れり
天の声地の声秋の海光る
稲の道?歌の山へつづきけり※?歌
ひかり飛ぶ蜻蛉や気がつけば独り
秋深し文箱の底に反故の文
攻め焚きの窯の声きく霜夜かな
枯れてゆくものの匂ひや日箭の中
はればれと枯るる大樹や父の声
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