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生命に優劣をつける優生思想も、戦争も根は同じ。「争えない体」を持つ私たちが生きること、それ自体が平和への歩み――。障害当事者として、女性として、親として、果敢に街に出、発言してきた著者が語る車椅子からの平和論。
[目次]
はじめに――「障害」という字と平和
1章 重度訪問介護で平和をつくる
1 介助とは何か
2 介助が制度になるまで
3 介助と子ども
2章 人類は生き延びられるか
1 全ての命が生き延びるために
2 差別とは何か
3章 このからだが平和をつくる
1 健常と障害
2 脱施設化に向けて
3 いのちに対する暴力に抗う
おわりに
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