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書籍『表層の冒険-抽象のバロキスム』について
国の内外を問わず、美術の動向に主要な傾向を読み取れない中、谷川 渥企画の「表層の冒険-抽象のバロキスム」展が開催された。今回の展覧会は、「表層の冒険-抽象のアポカリプス」、「表層の冒険-抽象のミュトロギア」に続く3回目に当たるが、バロック概念を再検討することによって、現時点の美術を見直してみようとする試みであった。
作品展示と合わせて、髙島直之(美術評論家)、小山登美夫(画廊主)、谷川 渥(美学者)3名によるトーク・イヴェント「現代美術の状況と方位」。また、中嶋 夏+霧笛舎によるダンス・パフォーマンスを挟み、森下 隆(NPO法人舞踏創造資源代表)、中嶋 夏(舞踏集団「霧笛舎」代表)、谷川 渥の3者が,「美術と舞踏」と題して身体について語り合った。
本誌は、以上の活動の詳細な記録であるのと同時に、40名の出品作家の作品だけでなくそれぞれの制作意図、略歴が掲載されている。きっと、現代の多様化した世界にあって、独自に制作する形象の内に、新たな予兆と展開を見出すことができるではないだろうか。
編集長 大橋紀生
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