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歴史時代作家クラブ賞受賞作『鳳凰の船』につぐ、開拓期の北海道を舞台に描く短編集。札幌開墾を主導する大友亀太郎と、従事する青年の行く末/表題作。『時代小説 ザ・ベスト2020』(日本文藝家協会編)に収録された傑作「貸し女房始末」。開拓長官・黒田清隆と札幌農学校初代教頭・クラーク博士が船上で繰り広げる教育論争「七月のトリリウム」。全五編。
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