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超攻撃麻雀はどう進化を遂げたのか。
Mリーグ・KONAMI麻雀格闘倶楽部のエース、佐々木寿人の最新著書!
Mリーグ参戦後、超攻撃麻雀は進化を遂げた。
どのような意図を持ち、どうメスを入れて自身の麻雀をアップデートさせたのか。
Mリーグ戦記をまじえて、打ち筋の変化、進化について本人自ら徹底解説。
一方、普段は多くを語らない著者が、私生活のこと、家族のことについても大いに語った。
麻雀観からプライベートまで、佐々木寿人のすべてをコンプリートした一冊!
【「まえがき」より抜粋】
2018年にMリーグが創設されてから、私は「魔王」と呼ばれるようになった。
後輩プロの白鳥翔(渋谷ABEMAS)が、対局解説中に私をそう呼んだことが始まりだったと聞いたことがある。
かつては戦国武将の織田信長が名乗ったとされる魔王の語源は「魔羅(まら)」。仏道修行や善事を行おうとする気持ちを妨げる悪魔の王という存在らしく、決して肯定的な意味合いではないのかもしれない。
おそらく攻撃の手をゆるめず、どこまでもアガり倒そうとする姿勢に対してつけられた異名だと受け止めているが、実はそれこそが、まさに私が追い求めている麻雀なのである。
2021年、悲願としていた日本プロ麻雀連盟の頂点となる「鳳凰位(ほうおうい)」を獲得することができた。Mリーグ2020-21シーズンには個人MVP、2022年には鳳凰位を連覇することもできた。
しかし、私はまだまだ勝つことを追い求めている。いついかなるときも圧倒的な勝利を目指す気持ちになんら変わりもない。ただそのためには、麻雀も自分自身も“進化”し続けていかなければならない。
本書には、私が生涯をかけて追い求めたい「魔王の麻雀」に関することを余すところなく記した。
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