東日本大震災から10年海洋生態系・漁業・漁村

eー水産学シリーズ

東日本大震災から10年海洋生態系・漁業・漁村

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
恒星社厚生閣
著者名
片山知史 , 和田敏裕 , 河村知彦 , 日本水産学会
価格
4,510円(本体4,100円+税)
発行年月
2022年12月
判型
A5
ISBN
9784769916895

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の発生から11年の歳月が流れた。東日本震災による海洋生態系の変化とそれに伴う漁業への影響、発災から 10 年を経過した被災地の地域社会への影響と残された課題について改めて俯瞰的に整理した。三陸・常磐沿岸域に及ぼした直接的、間接的影響を科学的に解明し、記録として残すことは日本の研究者に課せられた最低限の責務である。今後再び発生する可能性がある大地震や大津波に備え、市町村や地域社会における防災や被災後の復興計画の策定にも貢献できると考えている。
目次:第1部 海洋生態系の変化と漁業への影響(第1章 震災後の東北沿岸資源の変動-漁業活動の低下とその他の影響(栗田 豊・成松庸二・冨樫博幸)/第2章 福島第一原発事故による海域、淡水域における水産物の放射能汚染と漁業復興(和田敏裕・森田貴己)/第3章 津波による貝毒原因プランクトンの大発生とその後(奥村 裕・加賀新之助・渡邊志穂・田邉 徹・増田義男・筧 茂穂)/第4章 岩礁藻場生態系の変化とエゾアワビ資源への影響(高見秀輝)/第5章 震災後の復興工事が沿岸環境の回復に与えた影響(朝日田 卓)) 第2部 漁業・漁村における今日的課題と今後(第6章 被災地における復興事業の功罪(片山知史)/第7章 被災地産水産物に対する消費者意識の変化ー応援買いと風評被害を踏まえて(鈴木崇史・八木信行))

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top