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オウムガイは、螺旋は、
「神」に似ているのです…。
巨匠が、“物語”を物語ることで挑む、
壮大なSF宇宙論。
ヒマラヤ・アンナプルナ山群の聖峰マチャプ
チャレにアタック中、友を雪崩で亡くし、凍傷
で指を五本失いながらも、麻生誠はついにその
頂上に立つ。そこで眼にしたのは、月光を浴び
て輝く螺旋の群れ――オウムガイの化石であっ
た。帰国後、不思議な現象が起こる。麻生がマ
チャプチャレの山頂で見た螺旋を思い描くと、
耳の奥に澄んだ鈴の音が流れ、二、三秒先の未
来が見えるようになったのだ……。
目次
序象
第一部
第一章 螺旋の宴
第二章 秘法の石
第三章 極微の鈴
第四章 陰力の夢
転象
第二部
想象
四六判あとがき
新書判あとがき
解説 細谷正充
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