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笑いのしたたる、狂気のメロドラマ。
「わからない。ツダマンがわからない。僕はそこに賭けたい。僕をバカにする奴らを見返すには、このわかりにくい、売れてもいない作家を師とし、それでも傑作をものにするしかないのです!」(本書より)
小説家・津田万治家の女中・オシダホキや、縁ある人々からの視点で振り返る、津田万治=ツダマンの半生。それは、昭和初期から戦後にかけての物語。
生まれてすぐ母と離れ離れになり、義母に育てられた万治。十歳で父が他界すると、育ての母からいびられ何かと反省文を書かされたことが後年の文章力につながっていく。彼の小説家人生はそこから始まった──。
ツダマン先生こと、違いはわかる小説家・津田万治。日本一の文学賞とすれちがい続ける、野蛮みあふれる数奇な運命! 文壇のエリートたちの愛欲の渦に巻きこまれながら、戦争も生きぬかなくちゃいけない人々へ捧げる「鎮魂歌」。
松尾スズキによる、2年ぶりとなる待望の新作書き下ろし。主要キャストに、阿部サダヲをはじめ、間宮祥太朗、江口のりこ、皆川猿時、吉田羊らを迎えた、話題作のオリジナル戯曲。これぞ、笑いのしたたる狂気のメロドラマ。
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