一等兵戦死

一等兵戦死

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
ハート出版
著者名
松村益二
価格
1,210円(本体1,100円+税)
発行年月
2022年12月
判型
B40
ISBN
9784802401470

《支那事変》 ある日本青年の戦争体験

GHQによって廃棄、隠蔽された幻の“名作” 



日本人兵士が最前線を赤裸々に綴った真実の記録



戦後の日本人の記憶からは消されてしまった、勇敢に闘う父祖たちの姿、美しき日本人の心とはー

昭和13年刊行の“直木賞候補”となった戦争ドキュメント!



昭和12年、中国・上海近郊の戦線で、一等兵たちの壮絶な戦いが始まる。

過酷な戦いの日々、つかの間の休息、そして、突然に訪れる戦友の死。



──涙なくしては語れない、前線兵士たちの真実の姿がここにある。



僕は「戦友」という言葉が嫌いだった。
しかし戦線に立ってこの「戦友」という言葉の深さを知った。

生命を一つに結び合わせて、友情以上の友情が僕たちには流れている。

たった一個、まったく一個のキャラメルを分け合ってしゃぶる他人と他人、

一本の煙草を十人で喫う心、おのれの骨をたのむ心情は、決して軍歌の文句の絵空ごとではない。

僕は戦場の教訓をありがたいと思っている。
    
(本文より)



GHQに没収・隠蔽され本とは

戦後、日本を占領したGHQ(連合国軍総司令部)は昭和21年、

戦前・戦中に出版された7,700点を超える刊行物を「宣伝用刊行物」に指定。

これらを、個人宅と図書館を除くあらゆる場所から秘密裏に没収し、

紙パルプに再利用するためとして、事実上の廃棄処分にした。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top