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脳・脊髄の画像診断において画像解剖と機能局在の理解は最も重要な知識です。初学者が脳や脊髄の画像診断に抵抗感なく積極的に取り組めるようになるためには、両者を一緒に学べることが必要です。近年の診断機器の進歩により、これまで明瞭に描出されなかった構造もより“見える”ようになりました。“見えた”構造が、臨床的にどのように重要でどのような機能を担っているのか、さらには正常か異常か、中枢神経領域を専門にする診断医でも、日々学び直すことや新たな発見がありします。
本著は、症例画像を読影する一歩手前で活用できるよう、基本的な解剖構造や機能、正常画像をきちんと理解したいと考える若手医師から専門医までを対象に、新しいアプローチでの書を目指しました。コンセプトとしては、地図アプリケーションや旅行ガイドブックの地図をイメージしています。見知らぬ土地の場所・特色を調べる場合のアプローチは目的や知識量により異なり、ある程度の知識がある目的地を調べる際には名前などで検索して詳細を調べることができますが、行ったことのない場所の目的地を調べる場合には、地図からアプローチした方が便利と思います。したがって読者のどのレベルにも対応できるよう、目次を兼ねた広域アトラスと準広域アトラスを第1章とし、第2章の目的の解剖構造へ容易にアプローチできるように工夫しました。
第2章の各領域や部位・構造(各論)と機能への導入として、それぞれの領域で総論を設けました。各論では臨床的に重要な解剖構造を見出しとし、①正常解剖と機能、②異常と間違えやすい所見・変異、③異常(疾患)の内容で構成しました。
【本書の目的】
1.初学者でも目的とする画像解剖にたどり着き、解剖構造と機能の基本や正常解剖・異常所見を理解する。
2.専門医でも、解剖構造ごとに正常画像解剖と機能、異常所見について手軽に調べることができ、日々の症例画像の読影に役立てる。
3.若い先生方の中枢神経系(脳・脊髄)画像解剖と機能に対する抵抗感を払拭する。
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