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津軽には、他の地域では消えていった、古きよき祭行事や遊びや風習、暮らし方、言い伝え、そして独特の方言が今も色濃く残っている。だが、それはいま大きな変化にさらされている。津軽の古い習俗とその変化を感じさせる句を残しておきたい、と私はそのとき強く思った。『津軽歳時記』を編もうと思った動機だ。
目まぐるしい時代の流れ、新しい言葉、流行語の渦の中で忘れ去ってはいけない言葉だと思う。できる範囲で、そういう季題を集めたい。例句はここに住む人の句だけでなく、幅広く津軽を訪れて作った句、またこの地を思って作った「津軽想望」俳句も入れた。すべて私の心を捉えた句である。タイトルに「辻桃子の」とうたった理由だ。
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