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本書は、物理系や工学系の新入生に対して求められる数学の知識についての微分積分の教科書である。
本書では、非数学専攻では不要と考えられる(ε-δなどといった)厳密性の追求は行わないが、代わりとして一般的な理工系の微積分の教科書ではカバーしきれていない、常微分方程式・偏微分方程式・ベクトル解析の範囲も網羅しており、理工系学部で必要とされる数学の知識を、早く・広く・効率良く身に着けることが可能となっている。
各章5ページ程度の全30章構成となっており、毎回の授業に対し、明確な目標をもって勉強に臨むことが出来る。また各章末にあるには全問に対して詳解が付いているので、自習用の書籍としても対応可能である。
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