藤原道長

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出版社
山川出版社(千代田区)
著者名
大津透
価格
880円(本体800円+税)
発行年月
2022年11月
判型
A5
ISBN
9784634548190

摂関政治は藤原道長の時代に頂点を迎えたといわれるが、道長はわずかに一年ほど摂政になっただけであった。そこにはどのような意味があり、道長はどのような政治をめざしたのか。そして文化面で果たした役割も大きかった。道長の造営した寺院・仏像は後世に影響を与え、宮廷ではすぐれた文芸や書が生まれ、華やかな宴が催された。道長の一生を追いながら、その政治の特色を古代国家の歴史のなかに位置づけ、文化の達成を再評価したい。
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〈目次〉

道長の実像にせまる

①道長の登場

②道長と一条天皇

③三条天皇との対立と外孫の即位

④道長の政治

⑤道長の文化

おわりに―栄花物語・御堂関白記―  

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