至誠の残滓

集英社文庫

至誠の残滓

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出版社
集英社
著者名
矢野隆
価格
880円(本体800円+税)
発行年月
2022年11月
判型
文庫
ISBN
9784087444551

死んだはずの、元新撰組・原田左之助と山崎烝が、
明治の世も生きていたら――!? 斎藤一も登場!

細谷正充賞(21年) 日本歴史時代作家協会賞作品賞(22年) 受賞
文庫界の風雲児・矢野隆が描く、エンタメ120%の新選組小説!

幕末に死んだはずの元新選組・原田左之助は、松山勝と改名して東京の片隅で古物屋を営んでいた。明治11年8月、彼は警部補として新政府に仕える藤田五郎(斎藤一)から人買いなど悪事に手を染める元長州藩の士族を調べて欲しいと依頼される。新聞錦絵の記者をする高波梓こと山崎烝とともに調査を進めると、予想外な真相に辿り着く。新選組の生き残り3人の活躍を描く、ノンストップ時代小説!

【著者紹介】
矢野隆(やの・たかし)
1976年福岡県生まれ。2008年「蛇衆綺談」で第21回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。09年、同作を『蛇衆』と改題して刊行。21年『戦百景 長篠の戦い』で第4回細谷正充賞、22年『琉球建国記』でオリジナル文庫では初めてとなる第11回日本歴史時代作家協会賞(作品賞)を受賞。

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