スッタニパータ「犀の経典」を読む

スッタニパータ「犀の経典」を読む

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出版社
サンガ新社
著者名
アルボムッレ・スマナサーラ
価格
4,400円(本体4,000円+税)
発行年月
2022年12月
判型
A5
ISBN
9784910770130

最古層の仏典「犀の経典」

全41偈を明解に解説!

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◆宮崎哲弥氏推薦!◆

「犀の角のようにただ独り歩め」とは

あらゆる関係性からの独立宣言であり、

仏道を照らし出す灯火のような一句なのだ。

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覚りに達した聖者は、私たちが生きる世界をどのように分析するのか?

悩み苦しみが生まれる原因を明らかにし、

真の自由を獲得する道を提示する!



「犀の角のようにただ独り歩め」というフレーズで有名な「犀の経典」は、初期仏教経典「スッタニパータ(経集)」の第一「蛇の章」に収められている。全41篇の偈(詩)で構成されたこの最古層の経典は、覚りに達した聖者の見地から、私たちが生きる世界がどのようなものかを明らかにしていく。スマナサーラ長老の明解な解説で「犀の経典」の真意を理解し、自身の心を観察することで、悩み苦しみの原因を発見することができるだろう。「犀の経典」は自分の心に内在している汚れを落とし、自由を獲得するための教えなのである。



【目次】

序文 宮崎 哲弥

「犀の経典」の読み方

1 幻覚から目覚める

2 自由に生きる家生活です

3 善き友と歩む真理の道

4 無色透明の心

5 聖なる人は素顔で生きる

6 心の独立宣言

7 聖者は風のように



【本文より抜粋】

◆自己観察して悩み苦しみの原因を発見するためのマニュアル◆

この「犀の経典」は、自己観察するための、自分自身の悩み苦しみの原因を発見するためのマニュアルです。経典を読みながら、自分の心を観察してほしいのです。観察することで、「なぜ自分に悩み苦しみが生まれるのか?」という、その原因が見つかります。



◆内在している汚れを落とし自由を獲得するための教え◆

「犀の経典」は、外界ではなく、自分の心に内在している汚れを落として、自由を獲得するための教えです。理解できる人は、苦しい社会で苦しみなく生きられます。悩み・嫉妬・落ち込み・憎しみ・不安・恐怖などの感情で満ちているこの世で、安穏・安心に生きられるのです。

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