本書は、文法と語用論の関係を捉えるために提唱された一般理論「言語使用の三層モデル」をテーマにした論文集の第二弾である。第一弾の『三層モデルでみえてくる言語の機能としくみ』から基本的枠組みは引き継ぎながらも、日英語以外の言語にも分析対象を大きく広げ、かつ、分析自体もより原理的な観点から深めるべく三層モデルによる本格的な考察を行っており、比較・対照言語研究に新たな展開をもたらす必読の書である。執筆者:廣瀬幸生、和田尚明、金谷優、井上優、大矢俊明、岡本順治、金善美、渡邊淳也、佐多明理、納谷亮平、石田崇、長野明子、島田雅晴。
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