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ふかぶかと耕しし土を踏む喜悦母とわかちあひ畑に生きをり
第一歌集『久遠の学舎』で三十年にわたる教師生活を振り返った著者が、
その後の土を耕す充実の日々を詠む。
畑仕事の先達である母の存在は揺るぎない。
母と手を携えながらの仕事の歌は、土の温もりを忘れがちな
読者の心を大いに打つことだろう。 ─── 黒岩剛仁(歌人)
【歌集より】
一ミリが五メートルになる確かなる野菜の時に母をあふぎみる
火を囲み昼とりながら母と二人笑ひあふ今の永遠にあれかし
愚痴ひとつこぼすことなく黙黙と働く母に頭を垂れる
母とともに豆掘る時の我にあり叫びだしさうだこの幸せに
土に生き土に死ねよと言はれずも土を耕す母の背みれば
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