母の如く

母の如く

出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます

出版社
短歌研究社
著者名
鈴木恵子
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2022年7月
判型
四六判
ISBN
9784862727077

ふかぶかと耕しし土を踏む喜悦母とわかちあひ畑に生きをり

第一歌集『久遠の学舎』で三十年にわたる教師生活を振り返った著者が、
その後の土を耕す充実の日々を詠む。
畑仕事の先達である母の存在は揺るぎない。
母と手を携えながらの仕事の歌は、土の温もりを忘れがちな
読者の心を大いに打つことだろう。 ─── 黒岩剛仁(歌人)

【歌集より】

一ミリが五メートルになる確かなる野菜の時に母をあふぎみる

火を囲み昼とりながら母と二人笑ひあふ今の永遠にあれかし

愚痴ひとつこぼすことなく黙黙と働く母に頭を垂れる

母とともに豆掘る時の我にあり叫びだしさうだこの幸せに

土に生き土に死ねよと言はれずも土を耕す母の背みれば

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top