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三浦淳史没後25周年&ヴォーン・ウィリアムズ生誕150周年記念。三浦は特に英国音楽に関する文章で多くの読者に影響を与え、今なお熱心なファンを持つ音楽評論家。本書はそんな三浦の英国音楽に関する「エッセイ・評論」と「楽曲解説」を可能な限り集めてまとめたもの。意外にも三浦による英国音楽に特化した初の一冊となる。全2部構成で、第1部は読み手の琴線にふれるような文章で人気のあった「エッセイ・評論集」、第2部はディーリアスやブリテン、エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ウォルトン等の「楽曲解説集」(全219曲)となっている。特に「楽曲解説集」は現在でも十分通用する内容を誇り、『名曲解説ライブラリー』の「英国音楽版」としての役割を存分に果たす。近年はプロアマ問わず、日本のオーケストラの演奏会等で英国音楽が頻繁に取り上げられており、鑑賞を中心としたファンだけでなく、演奏家からの需要にも十分に応える一冊となっている。イギリス音楽ファン必携の一冊!
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