取り寄せ不可
かのペロポネソス戦争を凝視し続けたトゥキュディデス。あまりに名高い彼の『戦史』は同時にその難解さでも知られてきた。同時代の劇作家や演説家の文章との比較に立脚した本書の文体研究は、その語彙や文構造の特徴を分析しつつ、そこに彼の執筆の企図と姿勢を探り、古代ギリシアのリテラシーをめぐる議論に一石を投ずる仮説を提示する。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。