老いと祝福

老いと祝福

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出版社
日本基督教団出版局
著者名
石丸昌彦
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2022年10月
判型
四六判
ISBN
9784818411142

老いは恵み。そのワケをクリスチャンの精神科医がさまざまな側面から提示。共感、道徳、創造性などをつかさどる結晶性知能はその最たるもの。超高齢社会を直視し死生観にも踏み込みながら老いのありようを掘り下げ、健やかな日々を過ごすコツも伝授。高齢者がのびのびと老いの日々を送れているかどうかは、社会が人間の尊厳が重んじているかどうかの試金石。老いは誰にとっても自分ごと。「さあ、胸を張って老いていこうではありませんか!」

【目次】
序章 祝福とは何か
 祝福を考える
 苦難の意味

第1章 今日の老いの現実
 超高齢社会の到来
 健康寿命の延伸
 病魔と戦災──軛からの解放
 祝福を曇らすもの
 速すぎる技術の進歩
 速すぎた社会の変化
 長谷川和夫先生のこと
 認知症と信仰
 周囲の心得──人として向き合うこと
 社会のわきまえ──皆が生きやすいように

第2章 「老い」を見直す世界の流れ
 「老い」の二面
 流動性知能と結晶性知能
 エイジングという発想
 離脱から超越へ
 エリクソンと統合の季節
 映画『野いちご』
 ライフサイクルと四季のたとえ
 年寄りには簡単なこと
 「死生観」の残念な歴史
 高齢期と死生観

第3章 老いの日々を健やかに
 高齢期のメンタルヘルス
 高齢期の妄想
 加齢の効用
 七〇年目の気づき
 睡眠の心得
 一日のリズム
 自殺とその対策
 笑いの効用
 聖書とユーモア
 高齢期の読書と執筆

第4章 聖書の教えと親の背中
 聖書の中の長寿と老い
 年長者の思いとレハブアムの蹉跌
 高齢者の役割
 曾祖父の決断
 岳父のこと、母のこと
 存命の喜び
 孤独──死に至る病
 孤独を克服させる力
 時を経ても古びないもの、時を超えて新しいもの
 老いゆこう、我とともに

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